【アニサキス食中毒】食中毒の発生について /千葉県
概要
平成29年3月21日(火曜日)午後2時40分頃、市川市内の医療機関から「3月20日(月曜日)に診察した患者1名の胃からアニサキス虫体が検出された。」旨の連絡が市川保健所にあり、調査を開始した。
調査の結果、市川市内の魚介類販売業「海彦水産」で3月18日(土曜日)に加工された食品を喫食した2名のうち1名が腹痛を呈していたことが判明した。
アニサキス食中毒の原因と考えられる食品は、当該施設で加工された食品に限られたこと、患者の発症状況がアニサキスによるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、市川保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。
なお、患者は快方に向かっている。
1喫食者数
2名
2患者数
1名(女性34歳)
3受診状況
医療機関受診者1名(入院後、回復し退院)
4主な症状
腹痛
5発症日時
平成29年3月19日(日曜日)午後0時30分頃から
6原因施設
所在地:市川市行徳駅前1丁目7-3
営業者:有限会社 海彦水産 代表取締役 守屋岳志
屋号:海彦水産
業種:魚介類販売業
7原因食品
3月18日(土曜日)に当該施設で加工されたシメサバ、サーモンの刺身
8病因物質
アニサキス
9行政措置
営業停止2日間(平成29年3月23日から3月24日まで)