【インフルエンザ】歯磨きで発症が10分の1に!? 今すぐできるインフルエンザ対策
中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。12月26日(火)放送の「WAKE UP NEWS」のコーナーでは、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さんに「冬の感染症、インフルエンザの特徴と予防策」について伺いました。
寒さが本格化する年末年始に気をつけたい感染症の1つであるインフルエンザ。22日(金)の厚生労働省の発表では、東京都を含む33の都道府県で注意報レベル、9つの県で警報レベルが出ており、「例年に比べてインフルエンザの流行が早い」と指摘されています。
大谷院長は「(すでに流行り始めているものの)実際には温度・湿度が低下する1~2月がインフルエンザのピーク」だと説明します。
現在特に流行しているのは高熱が出るタイプのA型インフルエンザの亜型であるH1N1。B型インフルエンザも少しずつ感染者が増えているようですが、B型インフルエンザはあまり熱が出ないため感染者本人も気付きにくい特徴があるのだとか。
大谷院長は「A型インフルエンザの場合でも免疫力の弱い高齢者やワクチンを接種した場合は高熱が出ない場合もあるため、“隠れインフルエンザ”の人もいる」と指摘。続けて「不足気味だったワクチンも今は充分流通しているため、今からのワクチン接種も遅くない」と言います。
中西が大谷院長にインフルエンザの予防策を問うと「手洗いは当たり前。あとは湿度を50%以上に保つこと」とアドバイス。さらに、歯磨き(口腔ケア)をしっかりすることでインフルエンザの発症が10分の1になったというデータもあるのだとか。そのほか「(免疫が上がる作用のある)NK細胞の活性化をうながす一部のヨーグルトを摂取することで、インフルエンザの発症が抑制されたデータもある」と説明していました。
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