2018/02/21【インフルエンザ】集団インフルで23人院内感染 入所の1人死亡 /群馬県
【インフルエンザ】集団インフルで23人院内感染 入所の1人死亡 /群馬県
群馬県みどり市の「希望の家療育病院」は19日、院内でインフルエンザの集団感染があったと発表した。重い障害がある長期入所者と職員の計23人が発症し、このうち50代の入所者が死亡したという。病院は個人の特定につながるとして、死者の性別を明かしていない。
今月3日に職員が自宅で発症し、感染者が10人に増えた9日に県桐生保健福祉事務所に届け出た。感染者はその後、さらに増え、1人が呼吸不全で死亡した。感染者の内訳は20~80代の入所者が13人と20~60代の職員が10人。病院によると、患者はいずれも発熱などの症状が見られるが快方に向かっているという。
病院には心身に重い障害のある132人が長期入所しており、入所期間が40年超に及ぶ人もいるという。