2017/04/18【インフルエンザ集団感染】インフルエンザで101人欠席 埼玉県立松山高校 /埼玉県東松山市
【インフルエンザ集団感染】インフルエンザで101人欠席 埼玉県立松山高校 /埼玉県東松山市
埼玉県東松山市の高校で生徒100人余りがインフルエンザと診断されて学校を欠席し、18日から4日間学校閉鎖となりました。埼玉県は例年よりも患者数が多い状態にあるとして注意を呼びかけています。
埼玉県東松山市にある県立松山高校によりますと、全校生徒966人のうち、101人が発熱やのどの痛みなどを訴え、医療機関でインフルエンザと診断されて18日、学校を欠席しました。このため、学校は午後の授業を取りやめて感染拡大を防ぐために18日から4日間、学校閉鎖の措置を取りました。
埼玉県感染症情報センターによりますと、今月9日までの1週間に県内で報告された患者数は、1医療機関当たり5.92人で、この5年間で最も多くなっているということです。
埼玉県保健医療政策課では、「例年よりもインフルエンザの患者が多く、しばらくは注意が必要だ。外出後の手洗いやうがいを徹底し予防に努めてほしい」と呼びかけています。
専門家「新学期は特に注意を」
インフルエンザに詳しい東北大学の押谷仁教授は「インフルエンザは、A型を中心とした全体の流行はすでにピークをすぎたが、B型の流行が今も続いている。新学期は人の交流も増えるので、感染が拡大する可能性もあり、特に注意が必要だ。こまめに手洗いをしたり、発症した場合は外に出ないなど対策を徹底してほしい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20170418/k10010952911000.html