2017/02/17【ウェルシュ菌】カレー原因…グランデコ55人「食中毒」 レストラン3日間停止 /福島県・北塩原村
【ウェルシュ菌】カレー原因…グランデコ55人「食中毒」 レストラン3日間停止 /福島県・北塩原村
県は16日、グランデコスノーリゾート(北塩原村)のスキーセンター内レストラン「でこぼこ」で、カレーライスを食べた13〜75歳の男女55人が下痢などの症状を訴え、調査の結果、食中毒と断定したと発表した。
発症者から食中毒菌「ウエルシュ菌」が検出された。医療機関を受診した人はおらず、全員軽症という。県は同レストランを同日から3日間、営業停止とした。
県によると、55人は9日の昼食にカレーライスを食べ、その後、下痢や腹痛などの症状を訴えた。施設から連絡を受けた会津保健所などが調査していた。
「ウエルシュ菌」は人や動物の腸管などに広く生息。12〜50度で増殖するため、カレーや煮魚などの煮込み料理を大量調理する際、加熱や冷却方法が重要となる。
グランデコスノーリゾートを運営する東急リゾートサービスは「被害に遭われた方に申し訳ない。誠意を持って対応したい。再発防止のため、調理工程を確認して見直す」としている。
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