【ウメ輪紋ウイルス(PPV)】ウメ輪紋ウイルス 横浜・川崎で確認 /神奈川
県は十四日、横浜市港北区と鶴見区、川崎市幸区で、「ウメ輪紋ウイルス(PPV)」に感染したウメとユスラウメを確認した、と発表した。
県農業振興課によると、感染したのはいずれも民家の木で、計三十五本。ウイルスはアブラムシを介してウメやモモなどの木に広がり、モモが感染すると成熟前に果実が落ちてしまう。感染した木の果実を人が食べても影響はないという。
ウイルスに感染した木の治療法はなく、根から抜き取ったり、伐採したりして廃棄するしかない。
県内では昨年六月、感染したウメが港北区で見つかった。これを受けた県の調査で、港北区と鶴見区のウメやモモ、アンズなど二百二十一本の感染を確認している。
http://www.tokyo-np.co.jp/…/…/201706/CK2017061502000145.html