2018/05/29【カンピロバクター】客10人が食中毒…焼き鳥、鶏たたき、だし巻き玉子など食べ 秩父の居酒屋を処分 カンピロバクター検出
【カンピロバクター】客10人が食中毒…焼き鳥、鶏たたき、だし巻き玉子など食べ 秩父の居酒屋を処分 カンピロバクター検出 /埼玉県
県は28日、秩父市金室町の居酒屋「田なか」で提供された料理を食べた19~52歳の客10人(男性6人、女性4人)が下痢や発熱などの症状を訴え、うち3人の便から食中毒の原因となる「カンピロバクター」が検出されたと発表した。
県秩父保健所は同店で調理、提供された料理が原因と断定し、食品衛生法に基づき同日から3日間の営業停止処分にした。同店は26日から営業を自粛している。
県食品安全課によると、客は16人と6人のグループで来店し、11日午後6時半ごろ、同店で提供された焼き鳥(ハツ、レバー、ねぎま、ささみ)と鶏たたき、シーザーサラダ、だし巻き玉子などを食べたという。23日に同保健所管内の医療機関の医師から「11日に会社の懇親会に出席し、14日から下痢・発熱などの症状を呈した2人の患者の便からカンピロバクターが検出された」という連絡が同保健所にあり、調査をしていた。