2018/09/22【カンピロバクター】食中毒で営業禁止なのに「予約客断れぬ」と営業 /愛知県
【カンピロバクター】食中毒で営業禁止なのに「予約客断れぬ」と営業 /愛知県
愛知県警は21日、小牧市東田中の飲食店「かな和」とその社長(72)を食品衛生法違反(営業禁止命令違反)の疑いで名古屋地検に書類送検した。
発表によると、社長は8月4日、春日井保健所から営業禁止命令を受けた後の5日と8日にも店を営業し、客に飲食物を提供した疑い。調べに対し、「予約の客を断ることができなかった」と供述しているという。
同保健所によると、7月28日に同店で鶏肉の刺し身などを食べた男女7人が下痢や腹痛を訴え、4人の便から細菌「カンピロバクター」が検出された。同保健所が、命令に従わなかった同店を同法違反容疑で小牧署に刑事告発した。