2017/07/26【チクングニアウイルス】チクングニア熱の報告が増加 年初から6万件の感染を確認=セアラー州 /ブラジル
【チクングニアウイルス】チクングニア熱の報告が増加 年初から6万件の感染を確認=セアラー州 /ブラジル
北東部のセアラー州で、ネッタイシマカがウィルスを媒介するチクングニア熱、デング熱、ジカ熱の症例報告が増加している。特にチクングニア熱の流行が顕著で、州政府のデータによれば、年初から確認された感染件数は5万8957件に上っているという。アジェンシア・ブラジルが24日付で伝えた。
年初からのチクングニア熱感染疑いに関する報告件数は10万3000件で、現在までにそのうち57%で感染が確認された。州内の約8割の市で感染確認が記録されており、これまでの死亡者は51人となっている。人口10万人あたりの感染疑い報告は1099人で、性別では女性、年齢層では20~59歳が多いという。
デング熱の感染疑いに関する報告件数は6万5000件で、現在までにそのうち24・6%で感染が確認されている。症状が深刻なケースは13件で、これまでに8人が死亡している。
ジカ熱は年初から432件の感染が確認されている。ジカウィルスは、妊娠中の女性の感染と新生児の小頭症の関連が指摘されている。現在までに妊婦の感染疑い報告は941件で、うち44件で感染が確認されている。
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