2019/12/07【ノロウイルス】今季初のノロウイルス集団感染 /山梨県
中北保健所峡北支所管内の保育所で、園児と職員30人余りが吐き気や下痢などの症状を訴え、このうち一部からノロウイルスが検出されました。
このため県は、この冬、初めてのノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染が発生したとして感染拡大防止を指導するとともに広く、手洗いなどの感染防止対策を呼びかけています。
県によりますと、北杜市、韮崎市、南アルプス市を管轄する中北保健所峡北支所管内の保育所で、先月27日から今月4日までに、子ども27人と職員4人が、相次いで、吐き気や下痢、発熱などの症状を訴えました。いずれも症状は軽いということです。
保健所が調べたところ、このうち園児と職員あわせて6人からノロウイルスが検出され、県は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染が発生したとして手洗いの徹底や施設内の消毒など、感染拡大を防ぐよう指導しました。
県によりますと、ノロウイルスは毎年12月ごろから感染が広がりますが、県内での集団感染は、この冬のシーズンで初めてだということです。
県は、手洗いの徹底や食品の十分な加熱など感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。