2018/12/23【ノロウイルス】徳島市の保育所でノロウイルス集団感染 今月2例目 /徳島県
徳島県は21日、徳島市の保育所で園児37人と職員2人の計39人がノロウイルスによる感染性胃腸炎に集団感染したと発表した。20日、園児72人中35人と職員22人中2人が欠席した。重症者はいない。今月に入って徳島市内で感染性胃腸炎の集団感染が確認されたのは2例目。
県感染症・疾病対策室によると、園では18日に0歳児1人に下痢の症状が出た。19日には0歳児と1歳児各1人が欠席し、4歳児1人が嘔吐(おうと)して早退した。20日になって欠席者が急増し、徳島保健所に連絡があった。
発症者のうち、医療機関を受診した3人からノロウイルスが検出された。園児と職員全員が同じ給食を食べているものの、職員の発症者の割合が少ないため、同室は「食中毒の可能性は低い」とみている。県は体調不良の園児の把握や施設の消毒、手洗いの徹底を指導した。
同室は「感染が疑われる人の嘔吐物を処理する時は、マスクや手袋を着用し、しっかり消毒するなど対策してほしい」としている。
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