2017/01/11【ペットからの感染症】狂犬病以外にもあった!覚えておきたい犬から人間に感染する身近な病気
必ず予防させなければならない狂犬病は、人間にもうつる恐ろしい病気です。しかし、実は狂犬病以外にも犬から人間に感染する身近な病気があります。
まずは、レプトスピラ症です。レプトスピラ菌が原因で、主にネズミの尿に触れたり、傷口に菌が入ったりすることで感染します。犬が感染すると、血尿や腎不全(尿毒症)を起こし、発熱や黄疸などの症状があらわれ腹水が溜まるなど、重篤になりやすいといわれています。人に感染すると、頭痛や関節痛、腎不全を引き起こすことがあります。
次は、ブルセラ症です。ブルセラ菌が原因で、保菌・感染している犬の唾液に多く含まれ、傷口や舐めた手を洗わず物を食べたりすることで感染します。犬が感染するとメスでは流産、オスでは精巣炎を起こし、繁殖出来にくくなります。人に感染すると発熱などの風邪に似た症状を引き起こします。
最後は、カンピロバクター症です。カンピロバクター菌が原因で、動物の消化器に住処する傾向があり、家畜・野生動物にも広く分布しています。保菌している動物の排泄物を摂取して感染する食中毒菌であり、動物には無症状が多いですが、免疫が低下している犬などは下痢を起こすことも。人に感染すると発熱や寒気、激しい嘔吐や下痢を引き起こします。
この他にもたくさんの感染症がありますが、予防の基本は犬と遊んだり排泄物を処理した後、必ず手洗いすることです。うちの愛犬は大丈夫!と思わず、犬と飼い主さんが元気であるために、予防を心がけましょうね!
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