【ロタウイルス】ロタウイルス患者数、4週連続増加 乳幼児ら急性胃腸炎
乳幼児を中心に急性の胃腸炎を引き起こす「ロタウイルス」が広がっている。国立感染症研究所によると、4月23日までの1週間に報告された患者数は1医療機関当たり0.84人で、4週連続で増加した。調査を始めた2013年以降では過去最高で、厚生労働省は手洗いの徹底などを呼びかけている。
ロタウイルスが原因となる急性の胃腸炎は0~6歳の子供に多い。下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの症状が出て、特に初めての感染時には症状が強く出る。大人は何度も感染しているため、多くは症状が出ない。
都道府県別の報告数では、群馬県が1医療機関当たり3.88人で最も多かった。香川県は同3.0人、福井県が同2.0人の順だった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG02HB1_T00C17A5CR8000/