2020/01/02【原因不明】中国・武漢で原因不明のウイルス性肺炎 7人が重篤に SARS再来懸念も /中国

中国・湖北省武漢市で2019年末から原因不明のウイルス性肺炎による集団感染が発生している。市衛生当局の12月31日の発表によると、発熱や呼吸困難などの症状が出た27人が病院で隔離治療を受け、うち7人が重篤な状態という。海鮮市場関係者が主な発症者で、政府が専門チームを現地に派遣してウイルスの特定などにあたっている。

中国国内では、02~03年に大流行した新型肺炎(SARS)の再来を懸念する声が上がっており、中国共産党機関紙・人民日報(電子版)は、複数の医師の説明として「現段階でSARSと断定できず、たとえSARSであっても防護・治療システムは成熟しており、パニックになる必要はない」と伝えた。

武漢市公安当局は1日、「ネット上に真実ではない情報を広げ、社会に悪影響を与えた」として8人を検挙したと発表しており、情報管理に神経をとがらせている。

別のメディアによると、発症者が出た海鮮市場は、蛇やウサギなどの野生生物も取り扱っており、地元当局が1日に営業を停止させた。

https://mainichi.jp/articles/20200102/k00/00m/030/206000c

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る