2021/02/24【新型コロナウイルス:COVID-19】マスク2割せず滞在も長く コンビニ客、意識に差か
新型コロナウイルスの流行下でも、コンビニ利用者の2割があごにかけるなどマスクを正しく着けていないか非着用な上、正しく着用している人より店内の滞在時間が1分ほど長いことが、日本レセプト学会(岡山市)の調査で分かった。
理事長の大友達也就実短大教授(医療社会学)は「感染に注意し買い物も早く済ませる人と、無頓着な人に二極化しているのではないか。皆がマスクを着け、長時間の滞在はできるだけ避けてほしい。店側も遠慮なく対応を求めるべきだ」と話した。
調査は愛知県西尾市、大阪府柏原市、岡山市北区、広島市安佐南区、福岡市南区で、郊外の幹線道路沿いのコンビニ計6店舗で実施。1月下旬の2日間、昼間に30分間ずつ着用状況を調べた。
性別や滞在時間を判別できた来店者計419人分を集計すると、マスクをしていない、または正しく着けていない人の割合は22.2%。女性が13.9%だったのに対し、男性は26.5%と多かった。
また滞在時間はマスクをしていない人の方が長く、平均4分17秒と、マスクをしている人より52秒長かった。差は女性の方が大きく、1分50秒。男性は41秒だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC240L20U1A220C2000000/