2020/02/28【新型コロナウイルス:COVID-19】感染の園児通う保育園で消毒作業 /北海道
十勝の中札内村に住む保育園児が新型コロナウイルスに感染したことを受け、園児が通う保育園では28日から臨時休園し、消毒作業を行っています。
中札内村では27日、村立の保育園に通う男の子が十勝地方では初めて新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
園児はあわせて120人の子どもや40人の職員が働く村立の保育園に通っていて、保育園は28日から臨時休園して全館の消毒作業を行っています。
作業は午前9時から始まり、帯広保健所の指導のもと、園の職員ら20人が玄関や窓のドアノブ、おもちゃ、ゆか、それにタンスなど人の手が触れやすい部分をより重点的に消毒しました。
消毒作業は29日まで行われます。
中札内村の森田匡彦村長は「保護者が不安を感じる面を少しでも払拭できるよう努めたい。現在、保健所で関係者に健康観察を行っていて、来月9日から園での受け入れを再開できればと考えている」と話していました。
一方、帯広保健所によりますと、医療機関に入院した男の子は27日午後の時点ですでに平熱に戻るなど快方に向かっていて、現在は退院に向けて検査を進めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200228/7000018436.html