2020/08/05【新型コロナウイルス:COVID-19】飲食店やライブハウスのコロナ対策を保健所が現地調査 /東京都
新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、東京・江戸川区の保健所が接待を伴う飲食店やライブハウスで、必要な感染対策が取られているか確認する現地調査を始めました。
4日夜は江戸川保健所の職員8人がJR小岩駅周辺で調査を行いました。
このうちライブハウスでは、舞台と客席の間に透明の板を立てて飛まつを防ぐ対策が取られていて、保健所の職員はマスクの着用や、アルコール消毒液の設置、それに人と人との間隔を十分に取っているかなどを細かくチェックしていました。
保健所では毎年夏に、食中毒を防ぐための現地調査を行っていて、今回は新型コロナウイルスの感染対策についても併せて確認することにしました。
東京都では3日から、酒を提供するすべての飲食店などに営業時間を午後10時までに短縮するよう求めています。
調査を受けたライブハウスのオーナーは「感染対策が十分なことを確認してもらうことで、皆さんに安心して楽しんでもらいたい」と話しています。
江戸川保健所の石川健司副参事は「飛まつをきちんと防いでいるかが1つのポイントで、徹底した調査を進めていきたい」と話しています。
江戸川保健所では今月31日までに接待を伴う飲食店などおよそ750店舗を調査する予定です。