【梅毒】梅毒患者、県内で急増 前年より4倍以上増加 /岡山県
県内で梅毒の患者が急増している。昨年、県内で報告された患者数は172人。前年の40人から4倍以上増え、現行の集計方式になった1999年以降では最多となった。
医師や県職員らでつくる県感染症対策委員会のまとめによると、昨年1年間、県内で報告された梅毒の患者数は男性133人、女性39人の計172人だった。
年代別では、男性は20~40代、女性は20代に多い。男性は2014年ごろから増加傾向となり、女性は16年以降に20代で急増した。男性は約8割、女性は約9割が異性間の性的接触で感染したとみられるという。