2020/02/07【溶連菌感染症】小学生や幼児が主にかかる“感染症”…『A群溶血性レンサ球菌咽頭炎』 石川県が初めて警報を発令 /石川県
発熱や喉の痛みが特徴のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、いわゆる溶連菌による感染症の患者が石川県内で増加しています。これを受け、石川県は初めて警報を発令しました。
石川県によりますと、1月27日からの1週間で溶連菌が引き起こす感染症・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者数が1医療機関当たり9.31人と、警報の基準となる8人を2週連続で超えました。
特に七尾市や羽咋市などを含む、能登中部で26人と最も多く、次いで金沢市の8.9人となっています。このため、県は今後溶連菌による感染症が大流行する恐れがあるとして初めて警報を出しました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は主に小学生や幼児がかかる感染症で、突然の発熱やのどの痛み、吐き気などが特徴です。
対策はインフルエンザと同様に手洗いの徹底やマスクの着用などで、県は症状が出た場合早目に医療機関を受診してほしいと呼びかけています。