【百日咳】佐賀で百日ぜきの集団発生 長引くせき、早めの受診を /佐賀県
佐賀県健康増進課は25日、百日ぜきの集団発生があったと発表した。16~23日の間に武雄市山内町で2カ月~小学校高学年の子ども7人の感染の報告があった。長引くせきが特徴だが大人がかかると気づきにくく、知らずに感染源になり得るとして、県は早めの受診を呼びかけている。
同課によると、百日ぜきは百日ぜき菌によって起きる感染症で、せきやくしゃみで主に感染する。特に乳幼児は感染すると重症化し、死に至ることもあるという。今年から報告の方法が変わって単純に比較できないが、ここ5年、県内の患者数は年間数件~20件で推移してきた。