【結核】東広島市の病院で結核の集団感染 /広島
広島県は20日、東広島市の本永病院で、病院職員と入院患者計12人が結核に感染し、うち職員3人が発病したと発表した。重症者はいないという。
県と同病院によると、30代の女性看護師が5日、3月以降せきが止まらないため精密検査をしたところ、結核と診断された。同病院がこの看護師と同じ病棟にいる職員と入院患者らを検査したところ、職員8人と患者4人が結核に感染し、うち職員3人が発病していた。同病院は3月以降の元入院患者にも検査を呼びかけるという。同病院の高梨敦院長は会見で「発病、感染した職員と入院患者さまとご家族に多大な心配をおかけした」と謝罪した。