2017/10/03【腸管出血性大腸菌:O157】3歳男児と保育施設職員ら19人、O157検出 /佐賀県
【腸管出血性大腸菌:O157】3歳男児と保育施設職員ら19人、O157検出 /佐賀県
佐賀県は1日夜、同県鳥栖市内にある認可外保育施設に通う園児や職員、家族ら19人から腸管出血性大腸菌Oオー157が検出されたと発表した。
男児(3)とその家族ら4人が腹痛や下痢などの症状を訴えているが、軽症で入院しておらず、快方に向かっているという。15人は無症状だった。
発表によると、男児は9月24日夜から下痢や腹痛などの症状を訴え、翌日に同市内の医療機関を受診。検便を行ったところ、同月29日に感染が判明した。
これを受け、男児の家族や施設の利用者らを検査し、下痢や腹痛を訴えていた男児の母親(33)と妹(0)、施設の女性職員(34)の感染を確認。このほか、1~4歳の11人を含む15人が感染していたことがわかった。感染者の内訳は、同施設の園児12人、職員4人、家族3人だった。