2017/08/04【腸管出血性大腸菌:O157】O157 発寒中央病院で10人集団感染 札幌市保健所公表 /北海道
【腸管出血性大腸菌:O157】O157 発寒中央病院で10人集団感染 札幌市保健所公表 /北海道
札幌市保健所は2日、札幌市西区の発寒中央病院(細川忍院長)の入院患者10人が腸管出血性大腸菌O157に集団感染したと発表した。
同病院では複数の感染者が発生、7月30日に80代の男性1人が感染により持病の肺炎が悪化して死亡し、市保健所は病院名を伏せて発表していた。感染者が2桁となり、市保健所は事態を重くみて病院名を公表した。
市保健所がO157の集団感染で病院名を公表するのは初めて。保健所によると、同病院では同27日から今月2日にかけ70~90代の入院患者男女16人が血便などの症状を訴え、うち10人からO157が検出された。
給食や調理員からは検出されず食中毒ではないといい、感染経路を調べている。