2019/02/09【豚コレラウイルス】豚コレラ、顕著な症状なく判断困難 感染拡大の一因に

昨年9月以降、岐阜県内で相次ぎ、長野など5府県に広がった今回の豚コレラは、比較的病原性が低く顕著な症状が出ない特徴がある。農林水産省は軽微な異変でも見逃さないよう自治体や養豚業者に呼び掛けているが、専門家からは「症状で疑うのは難しい」との指摘もあり、感染拡大の一因となっている。

農業・食品産業技術総合研究機構は昨年、岐阜市の養豚場で確認されたウイルスを実際に豚に感染させる実験を行った。典型的な強毒性のウイルスに感染した豚に見られた下痢や起立困難などの症状は見られなかった。愛知県豊田市のウイルスも比較的病原性が低いとみられ、機構は「症状に気付きにくい」とする。

県によると、豊田市の養豚場で食欲不振や流産などの症状が出たのは1月27日。短期間の大量死はなく、養豚場側も今月4日に通報を受けた県も当初は豚コレラと想定しなかった。

https://www.sankei.com/li…/news/190209/lif1902090020-n1.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る