【集団食中毒】京都に修学旅行の中3ら、140人が食中毒症状 /京都府
15日午後11時20分頃、京都市上京区の「ホテルルビノ京都堀川」から「夕食を食べた修学旅行生が、発熱や嘔吐おうとの症状を訴えている」と119番があった。市保健所によると、茨城県日立市立泉丘中の3年生71人と教諭1人が病院に搬送されたが、全員意識ははっきりしており、快方に向かっている。
16日朝にも約70人が新たに症状を訴えるなどし、午前10時30分頃から順次、病院へ搬送している。症状が重い人はいないという。京都市保健所は集団食中毒の疑いもあるとみて、原因を調べる。
同校などによると、生徒と引率教諭計約180人が14日から2泊3日の日程で京都を訪れ、同ホテルに宿泊。15日午後5時15分頃から夕食でしゃぶしゃぶや刺し身、豆腐ハンバーグなどを食べた後、能楽鑑賞に出かけ、午後8時30分頃にホテルに戻ったが、その頃から体調不良を訴える生徒が相次いだという。