国立感染症研究所は26日、16日までの1週間で風疹患者が127人増え、2018年の累計で患者数が642人になったと発表した。2008年に全数届出が開始されるようになってからは、2013年、2012年についで3番目に多い報告数となった。
新たな感染者が多かった都道府県は、東京都39人、千葉県38人、神奈川県14人、茨城県、愛知県8人、埼玉県7人などで、九州沖縄各県は0人だった。
国立感染症研究所は、風疹はワクチンで予防可能な感染症であるとしたうえで、過去に風疹にかかったことがなく、過去にワクチンを接種していないか、接種歴が不明な人は、早めにワクチンを接種するよう呼びかけている。