今月7日、出雲市の飲食店で食事をした男女18人がおう吐や腹痛などの症状を訴え、保健所はこの店の食事が原因の食中毒と断定し、店を10日から3日間の営業停止処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは出雲市佐田町の飲食店「ゆかり館」です。
県薬事衛生課によりますと、今月7日にこの店で食事をした3グループ61人のうち、10代から80代までの男女18人が食事のあと、おう吐や腹痛などの症状を訴えました。
3つのグループはそれぞれ別のコースを頼んでいましたが、共通する料理が複数あり、すぐに症状を訴えたことなどから、出雲保健所はこの店の食事を原因とする食中毒だと断定し、店を10日から3日間の営業停止処分にしました。
症状を訴えた人はいずれも回復に向かっているということです。
県は気温や湿度が高くなるこの時期は食中毒が増える傾向にあるとして、石けんを使った手洗いの徹底、調理の際の十分な加熱食品の冷蔵庫での保存などを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20190710/4030003094.html