【食中毒】北海道で研修、中3ら27人が食中毒か /北海道
埼玉県川越市が20~24日に行った中学3年生の北海道研修の参加者計27人が、帰宅後に発熱などを訴えていることが28日、明らかになった。
同市保健所は食中毒の疑いがあるとして調査を始めた。
研修は、市の友好都市の北海道中札内なかさつない村のほか、日高町、千歳市などで地元の中学生と交流したり、博物館を見学したりするもの。
市立中学校22校から男女計44人と引率者10人の計54人が参加した。24日夜に川越に戻った後、複数の中学生が発熱や腹痛、下痢を訴え、医療機関にかかるなどした。
川越市教育委員会が参加者に確認したところ、中学生23人と引率者4人に、同様の症状が出ていた。症状は重くないという。
連絡を受けた同市保健所は生徒が食事をした施設の調査などを、研修先に依頼している。
事務局のこども育成課は「参加者に心身のご負担をかけ申し訳ない。
保健所の調査結果を待ち、行程見直しなども検討したい」と話している。