【食中毒】80代の男性がフグ食中毒 熊本県氷川町 /熊本県
熊本県健康危機管理課は8日、氷川町の80代男性が自宅で調理したフグを食べ、フグ毒による食中毒を起こしたと発表した。県内でのフグ毒による食中毒は今年初めて。
同課によると、男性は6日に知人からコモンフグ6匹を譲り受け、同日夕、自宅で煮付けにして食べた。その後、呼吸困難などの症状が出たため、熊本市内の医療機関に搬送された。八代保健所が食べ残しなどを調査した結果、フグ毒のテトロドトキシンが検出された。男性は調理免許を持っていなかった。
県内では、過去10年間に10件のフグ毒による食中毒が発生している。同課は「素人の調理は大変危険。命を落とす場合もある」としている。
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