【食中毒対策】スーパーなどで食品検査実施 /愛知県
豊橋市保健所は26日、同市高師町のサンヨネ高師店で「食品・夏季一斉取締り」活動を行った。
夏場に多発する食中毒の発生などを防ぐため、スーパーで販売する食品の管理状況などを点検。市保健所は8月31日まで、市内の食品施設約300カ所で立ち入り検査を行う。
保健所職員は、生鮮食品が陳列してある冷凍や冷蔵ショーケースの温度測定などを実施。調理場の衛生管理状況なども確認し、特定の食材は検査用に回収した。
夏は、細菌性の食中毒の発生が多発する傾向にある。加熱が足りない肉や、生魚などが原因となることが多く、同市内では昨年夏に3件の食中毒が起きている。
保健所は8月末まで、給食施設や食品販売店などの従事者に食中毒への対策を促していく。
市保健所生活衛生課の名倉健一課長補佐は「バーベキューなどで肉を食べる際には、火をしっかりと通すなどの対策を施してほしい」と市民にも注意を呼びかけている。
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