【鳥インフルエンザ】千葉で鳥インフル確認 6万8000羽の殺処分開始 /千葉県
宮城も22万羽
千葉県は二十四日、同県旭市の養鶏場で二十一日以降に死んだ鶏を遺伝子検査した結果、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染を確認したと明らかにした。県は養鶏場で飼育されている約六万八千羽の殺処分を開始した。
千葉県は二十四日、県庁に対策本部を設置。養鶏場から半径三キロ以内を鶏や卵の移動制限区域とし、半径三~十キロの範囲は搬出制限区域に設定して域外への運び出しを禁じる措置を取ったほか、周辺に消毒ポイントを設置した。
千葉県によると、二十一~二十三日に計百十八羽の鶏が死んでいるのが見つかり、二十三日、養鶏場から県の東部家畜保健衛生所(東金市)に連絡があった。うち十羽を簡易検査で調べたところ、いずれも陽性反応を示した。十羽とは別の五羽についても、より詳しい遺伝子検査をしていた。
宮城県栗原市の養鶏場でも遺伝子検査でH5型の感染が確認され、二十二万羽の殺処分を始めた。二十七日未明までに全て地中に埋めたい考え。
http://www.tokyo-np.co.jp/…/…/201703/CK2017032402000256.html