2019/12/27【鳥インフルエンザ】阿賀野で鳥インフル陽性反応 野鳥の死骸から 新潟県内3年ぶり /新潟県
新潟県は26日、阿賀野市で見つかった野生のヒドリガモ1羽の死骸を遺伝子検査した結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。感染した鳥の死亡率が高い「高病原性」かは不明で、今後、国による確定検査を実施する。高病原性と確定すれば全国で今シーズン初の発生確認となる。
県によると、19日に市民から「野生の鳥が死んでいる」と阿賀野市役所に通報があり、死骸を回収。国立環境研究所で遺伝子検査したところ、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。県の簡易検査では陰性だったという。
県内で野生の鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が出たのは、2017年1月に阿賀野市で回収されたオオハクチョウから、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されて以来、約3年ぶり。
26日現在、近隣の養鶏場の鳥に異状はないという。県は、死骸の回収場所から半径10キロのエリアで野鳥の監視を強化する。また、近隣の養鶏場に防疫対策の徹底を指導していく。
https://www.niigata-nippo.co.jp/…/natio…/20191227515852.html