【HIV】東京医科歯科大 新機序のHIV薬開発へ /東京都
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科ウイルス制御学分野の武内寛明助教、山岡昇治教授らの研究グループは、京都大学、国立感染症研究所、塩野義製薬との共同研究で宿主細胞側の感染制御を利用した新たタイプの抗エイズウイルス(HIV)薬開発につながる宿主(ヒト)たん白質を見出した。
HIVがTリンパ球に感染しウイルス複製のサイクルが動き出すキッカケとなる脱殻に宿主細胞のMELKというリン酸化酵素が関与することをつきとめ、同酵素を阻害し脱殻を抑えるとTリンパ内のHIV増殖を抑制できることを確認した。
研究グループは塩野義製薬と新タイプの抗HIV薬として開発を進める予定だ。
http://www.kagakukogyonippo.com/headli…/2017/…/10-30098.html