衛生管理方法・対策のありがちな罠(9) ごみ袋の運び方を意識していますか?

衛生管理方法・対策のありがちな罠(9)
ごみ袋の運び方を意識していますか?

こんにちは、感染症対策コンサルタントの向田です。

本日は、よくある衛生管理のありがちな罠の続編について対策や方法などを解説します。

本日はごみ袋の運び方についてです。

皆さんは、ごみ袋の運び方を意識していますか?
嘔吐物処理訓練を行った際に、この質問をおこないます。

皆さんはどうですか?意識をしたことはありますか?

前回までのブログ記事に、ユニフォームが汚染されてしまうリスクについて触れてきましたね。今回も同様です。

いかに運ぶ際にユニフォームを汚染しないようにするか?が意識するポイントです。合わせて運ぶルートや運ぶ際に壁や床を汚染しないようにすることも意識をするポイントです。

ポイント

  1. ユニフォームの汚染
  2. 運ぶルート
  3. 壁や床の汚染

を意識して運びます。

ごみ袋の内側は当然汚染されていますが、外側も汚染されている場合があります。ですので、運ぶ際には縛り口をつかみ手を体から離して、ユニフォームのズボンがごみ袋に擦れないよう注意しましょう。また、ごみ袋が重たく難しい場合は新たな袋で覆うか、台車なども検討すべきですね。

運ぶルートですが、食堂や喫食スペースなど汚染物を運ぶにふさわしくない場所は避けるべきです。構造上、どうしても厨房や喫食スペースを通り抜ける場合は、注意して運んでください。

気になった方は感染症.comまでお問い合わせください。

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