2017/04/25【はしか(麻疹)】はしか 30代男性教員も 金沢・小坂小 3人目感染、校名公表 /石川県金沢市
【はしか(麻疹)】はしか 30代男性教員も 金沢・小坂小 3人目感染、校名公表 /石川県金沢市
金沢市保健所は二十四日、石川県津幡町に住む金沢市小坂小学校の三十代男性教員がはしかに感染したと発表した。七日にあった同校の入学式で感染したとみている。保健所は今後も患者が増える可能性もあるとして学校名を公表。同じく入学式に出席し、その後感染が判明した市内の四十代女性が同校の教員であることも発表した。
保健所によると、男性は二十日からのどの痛みなどを訴え、二十二日に自宅近くの病院で風邪と診断された。二十三日になって発疹が出たため、県内の別の病院を受診し、二十四日になってはしかと診断された。現在は自宅で療養している。
県内では、インドから六日に帰国した金沢市内の三十代男性がはしかに感染したと十日に判明。この男性は入学式に出席していた。
この男性は快方に向かっており、女性教員は回復しつつあるという。
同校によると、ほかにも教員二人、児童五人が風邪の症状を訴えている。同校は二度、保護者に注意喚起の文書を配布。幼児期に一度しか予防接種を受けていないとされる二十代後半~四十代前半の教員全員に予防接種を受けさせた。
市教委は二十四日付で、全ての市立小中学校、高校に注意喚起を呼び掛ける文書を送付した。
保健所によると、はしかの感染期間は症状が出る一日前から解熱後三日程度まで。妊婦が感染すると症状が重篤化する恐れがある。一九九〇年四月一日以前に生まれた人は予防接種を一度しか受けておらず、十分な免疫がない可能性があり、保健所は接種を呼び掛けている。
http://www.chunichi.co.jp/…/ar…/news/CK2017042502100012.html