東京 大田区の小学校で6日午後、昼食のあと児童11人が体調不良を訴え、病院に運ばれました。いずれも症状は軽いということですが、区教育委員会は、食べ物によるアレルギーの可能性もあるとみて調べています。
6日午後1時半前、東京 大田区久が原の松仙小学校で、児童らが体調不良を訴えていると東京消防庁に通報がありました。
東京消防庁や大田区教育委員会によりますと、昼食のあと、児童11人が体のかゆみなどを訴えて、病院に運ばれました。いずれも症状は軽いということです。
このほか、約20人の児童が気分が悪いとかおなかが痛いなどと訴え、保健室で治療を受けましたが、おう吐や下痢などの症状はないということです。
6日は、ちゅう房がガス工事のため使えず、学校から提供されたのは、牛乳と果物のびわだけで、児童たちは弁当を持参していました。区の教育委員会は、食べ物によるアレルギーの可能性もあるとみて、原因を調べています。
児童「ぐったりした人もいた」
この小学校に通っている3年生の男の子は「きょうは果物のびわと牛乳だけが学校から出されました。びわは自分でむいて食べました。救急隊員が慌ただしく学校を出はいりしていました。搬送された人の中には、ぐったりした様子の人もいました」と話していました。
また、この男の子の祖母は「孫は元気そうだったのでとりあえずよかったです。まだ原因がわからないということで、学校からの説明を待ちたいと思います」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/…/…/20190606/amp/k10011943101000.html