2019/12/05【インフルエンザ】はとバス死亡事故、運転手はインフルエンザ感染 /東京都
東京都新宿区西新宿の都道で4日、バスツアー大手「はとバス」(大田区)の観光バスが停車中のハイヤーに衝突し、ハイヤー運転手の男性(52)(千葉県富里市)が死亡した。警視庁新宿署によると、バスの男性運転手(37)(同区大森西)はインフルエンザに感染していた。関東運輸局は5日、はとバス本社で道路運送法に基づく監査を行い、バス運転手の勤務状況などを調べた。
事故が起きたのは4日午後6時35分頃。新宿署幹部によると、ハイヤー運転手の男性は車外のトランク付近にいた。バスとハイヤーに乗客はいなかった。
新宿署は、バスの運転手を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕。いったん釈放し、その後の検査でインフルエンザ感染が判明した。38度を超える熱があったという。同署は事故への影響を調べている。
はとバスによると、運転手は4日朝の点呼で、体調に異常はないと報告していた。