2018/03/17【インフルエンザ】インフルエンザの集団感染、51人が発症 群馬の病院 /群馬県
【インフルエンザ】インフルエンザの集団感染、51人が発症 群馬の病院 /群馬県
群馬県伊勢崎市の伊勢崎佐波医師会病院(福井正理事長)は17日、インフルエンザの集団感染が院内であり、入院患者約200人のうちの43人と職員8人の計51人が発症し、入院患者のうち80代の男性が死亡したと発表した。病院側は、男性の死因は心筋梗塞(こうそく)による心不全で、「インフルエンザとの直接の因果関係はないと思われる」と説明している。
病院によると、今月15日午後5時までに患者31人に発熱などの症状が確認されたため、県伊勢崎保健福祉事務所に届け出た。死亡した人を含む、感染した入院患者43人は50~100歳代。性別は男性が19人、女性が24人。職員は20~50歳代で、男性は2人、女性は6人。死亡した男性は2月24日に入院し、今月15日に亡くなった。
入院患者らの症状は快方に向かっており、検査で陽性だった入院患者と同室の患者には薬の内服を実施したという。病院は新規の入院患者の受け入れは終息するまで原則として断るとしている。