2018/01/24【インフルエンザ】インフル集団感染、患者死亡 郡上市民病院 /岐阜県
【インフルエンザ】インフル集団感染、患者死亡 郡上市民病院 /岐阜県
岐阜県郡上市民病院は23日、入院患者や職員ら計19人が院内でインフルエンザに感染し、うち入院していた90代の男性患者が死亡したと発表した。
病院によると、男性は1月初旬から肺炎で入院していたが、18日にインフルエンザを発症。発熱などの症状が出て、22日に亡くなった。死因は肺炎。
病院では、15日に患者2人、看護師1人のインフルエンザの発症を確認。その後も増え、23日までに患者16人、職員3人が発症した。ウイルスを検査したところ、いずれもA型だった。新たな発症者は22日は8人だったが、23日は1人に減った。
感染拡大を防ぐため、18日から家族以外の面会を禁止。新たな入院、夜間救急の受け入れも中止する措置を取った。措置は今週いっぱい続ける予定。外来診療は通常通り行う。
病院で記者会見した片桐義文院長は、感染が広がった原因を「発症者の中には認知症の患者もおり、マスクなどの防御をせず、院内を動き回ったことも一因と考えられる」と話した。
同病院は、同市の中核病院で病床数は150床、現在139人が入院している。
www.gifu-np.co.jp/…/kennai/20180124/201801240818_31415.shtml