2019/12/12【インフルエンザ】今季初の学年閉鎖 1日で71人がインフル罹患 /神奈川県
インフルエンザが原因の今季初となる学年閉鎖が12月10日〜12日、吉沢小学校(重田健司校長/児童数368人)で実施されている。対象は3年生58人。児童20人が発熱や倦怠感、咽頭痛を訴えるなどしてインフルエンザに罹患した。
市学務課によると、昨年は同11日に初めて学級閉鎖が実施された一方、今年は11月26日に松原小学校の5年生1クラスで学級閉鎖となり、12月9日までに13小中学校19学級で学級・学年閉鎖を実施、罹患者は130人にのぼる。さらに9日だけで71人の罹患が報告されるなど感染の拡大が懸念される。
県衛生研究所によると、10月28日〜11月3日までにインフルエンザの定点あたり報告数が流行開始の目安となる1・0を超えた。
市では昨年よりも2週間早く学級閉鎖が報告されたこともあり、今後のさらなる感染拡大を防ごうと、手洗いやうがいなど予防の励行を各校に呼びかけている。