2017/01/24【インフルエンザ】感染症予防学ぶはずが… 藤枝の小学校、講座実施前に学級閉鎖 /静岡県
藤枝市立稲葉小5年生のクラスがインフルエンザによる学級閉鎖のため、静岡県環境衛生科学研究所の出前講座で手洗いの実習を行う「学校生活で気をつける感染症の予防」が中止になっていたことが23日、同校などへの取材で分かった。学校側は「流行する前にできれば良かったが」と困り顔だ。
同校によると、講座は同日に3年生25人と5年生26人が受講する予定だったが、5年生のクラスは20日時点で10人の体調不良が出たため学級閉鎖を決めた。3年生は予定通り講座を行い、インフルエンザやノロウイルスへの注意を呼び掛けた。講座は学校のある稲葉地区に同研究所が移転予定で、科学の大切さを学ぶために企画された。
同校は5年生以外にも6年生が23日まで学級閉鎖で、4年生も24日からの学級閉鎖を決めた。同校は「昨年は1学級のみだったので今年は異例」と説明した。
市教委によると、23日時点で稲葉小のほか青島小でも学級閉鎖が出るなどインフルエンザが猛威を振るっている。高洲小、広幡小でも1クラス各20人程度の欠席者が出ている。
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/322011.html