2018/01/15【インフルエンザ】病院でインフルエンザ集団感染 患者2人死亡 秋田 由利本荘 /秋田県
【インフルエンザ】病院でインフルエンザ集団感染 患者2人死亡 秋田 由利本荘 /秋田県
全国的にインフルエンザが流行する中、秋田県由利本荘市の病院で、今月に入って入院患者と職員合わせて17人がインフルエンザに感染し、高齢の患者2人が死亡しました。
15日午後会見した秋田県由利本荘市の「由利組合総合病院」などによりますと、今月8日から15日までに、同じ病棟の入院患者と看護師など病院の職員、合わせて17人が発熱などの症状を訴え、全員がA型のインフルエンザと診断されました。
このうち、13日に80代の男性患者が、また14日に70代の女性患者が死亡したということです。
2人の死亡とインフルエンザの関係について、病院では「直接の死因はもともとの疾患による全身の衰弱と考えられるが、インフルエンザの感染が死期を早めた可能性は完全に否定できない」としています。
病院は、感染の拡大防止のため患者や職員に薬を投与したり、面会を禁止したりする措置をとったということです。
インフルエンザは全国的に流行していて、秋田県では今月7日までの1週間に、県が指定する医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は1医療機関当たり15.42人と、2週間前の2倍に増えるなど急増しています。
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20180115/k10011289771000.html