【インフルエンザ】病院でインフル17人感染、1人死亡
/群馬県
群馬県みどり市の東邦病院は27日、インフルエンザの集団感染が院内であり、入院患者12人と職員5人の計17人が発症し、入院患者のうち80代の女性が死亡したと発表した。病院側は、死因は元々の疾患によるもので、インフルエンザとの直接的な因果関係は認められないとしている。
病院によると、今月19日に職員2人に発熱などの症状が確認され、23日に感染が10人に広がったため、県桐生保健福祉事務所に届け出た。死亡した人を含む入院患者12人は70~80代。性別は、女性が10人、男性が2人。病院側は、死亡した女性の疾患や入院の時期、死亡した日時については、個人が特定されるとして明らかにしていない。
入院患者らの病状は安定しているが、届け出後の25、26日にも7人が発症しており、終息に向かっているとは言えない状況という。