2018/05/28【ウェルシュ菌】老人ホームで52人食中毒 滋賀・長浜 /滋賀県
【ウェルシュ菌】老人ホームで52人食中毒 滋賀・長浜 /滋賀県
滋賀県は28日、長浜市の特別養護老人ホーム2施設で、入所者と職員の計52人がウエルシュ菌による食中毒を発症したと発表した。長浜保健所は、施設で22日に提供された給食が原因と断定。調理をした「ミールサービスたにぐち」(長浜市)の2施設の担当店を29日から3日間、営業停止とした。
県によると、発症したのは75~100歳の男女50人と、いずれも36歳の男性職員2人。全員が快方に向かっている。22日は昼食にカレーなど、夕食にオムレツなどが提供されていた。
ウエルシュ菌は酸素のない所でも増殖する。大鍋で調理し放置すると、鍋底近くで増殖することがある。給食施設で発生しやすいことから「給食病」の異名もあるという。