【ウメ輪紋ウイルス】ウメ輪紋ウイルスの感染確認、横浜と川崎で伐採へ /神奈川
横浜市内で昨年、ウメやモモなどの果樹に被害をもたらす「ウメ輪紋(りんもん)ウイルス」に感染した果樹約220本が発見された問題で神奈川県は、新たに同市と川崎市内の計21カ所で35本の果樹が同ウイルスに感染したと発表した。今後、感染した果樹の伐採を行う方針。
感染が確認されたのは横浜市鶴見区(5カ所11本)、港北区(7カ所10本)と川崎市幸区(9カ所14本)の一部地域。昨年感染が確認された地域の周辺だが、果樹の持ち出しを原則禁止する防除地域の外に当たる。
同ウイルスはアブラムシにより媒介され、国内では平成21年4月に東京都青梅市で初めて確認。感染すると、まだら模様に葉が変色し、成熟前に果実が落下するなどの被害が出るが、ヒトには感染せず、感染した果実を食べても健康に影響はない。
県内では同年7月に小田原市で初めて感染が確認された。
http://www.sankei.com/reg…/news/170621/rgn1706210042-n1.html