【カンピロバクター】中央区と菊陽の飲食店で食中毒 /熊本県
熊本市保健所は23日、同市中央区の飲食店「焼きとりの軍ろく」で6日に食事をした男性(31)と女性(26)の2人が腹痛や発熱などの症状を訴え、2人の便からカンピロバクターを検出したと発表した。2人とも快方に向かっているという。市は同店を23日から2日間の営業停止処分にした。市によると原因は鶏のたたき、ささみと推定され、加熱不足が原因とみられる。
また県は、菊陽町津久礼の飲食店「有都」で食事をした24~55歳の男女10人が下痢などを発症したと発表した。患者10人と従業員1人の便からノロウイルスを検出し食中毒と断定し、23日から3日間の営業停止処分にした。全員快方に向かっている。10人は同じグループで12日に店を利用していた。