2019/04/21【カンピロバクター】今年初、9人食中毒 日田の飲食店 /大分県
県は20日、日田市隈の飲食店「天領酒場3丁目」(桑野仁郎代表)で食事をした20代男性計9人がカンピロバクターによる食中毒になったと発表した。いずれもほぼ回復している。県内での食中毒は今年初めて。
県は同日の営業停止を命じた。同店は18日から自主休業している。
県食品・生活衛生課によると、13日夜、スポーツ仲間計10人で訪れ、鶏のレバ刺し、地鶏ユッケ、地鶏たたきなどを食べた。14日夕方以降、9人に腹痛や下痢、発熱の症状が出て、8人が医療機関を受診した。入院した人はいなかった。
患者の1人が18日、県西部保健所に連絡。4人の便を調べ、3人から菌を検出した。
食べた鶏料理の肉は生食用ではなかった。同課は「生食用以外の鶏肉は十分に加熱し、調理後はなるべく早く食べてほしい」と呼び掛けている。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/…/04/21/JD0058002920