【カンピロバクター】営業停止処分を受けた飲食店で再び食中毒 /熊本
熊本市は13日、同市中央区手取本町の飲食店「おん鶏」で2日夜に食事をした20~40代の男女8人が下痢や腹痛の症状を訴え、3人の便から食中毒菌のカンピロバクターを検出したと発表した。
全員快方へ向かっている。この店では4人が発症したとして5月29日に3日間の営業停止処分となり、6月1日に再開したばかりだった。
市によると、8人は焼き鳥などを食べ、3~5日に発症。市は同店が提供した焼き鳥の加熱不足が原因とみて、13日から3日間の営業停止処分とした。
店側が12日に営業自粛したことから営業停止処分は前回と同じ3日間とした。
同市保健所食品保健課の松永孝一課長は「過去20年、同じ店が同じ年に2度も食中毒を起こした例を聞いたことがない。店側には加熱処理や衛生教育、施設消毒の徹底を再度求める」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20170614/ddl/k43/040/248000c