2017/09/02【カンピロバクター】基山町の居酒屋で7人食中毒 営業停止3日間 /佐賀県
【カンピロバクター】基山町の居酒屋で7人食中毒 営業停止3日間 /佐賀県
三養基郡基山町の居酒屋「酉翔(とりしょう)」で食中毒が発生したとして佐賀県は1日、3日まで3日間の営業停止処分にした。7人が下痢や腹痛などの症状を訴えたが、現在は回復している。
県生活衛生課によると、男性9人の職場グループが8月21日午後7時半ごろ、同店でささみ刺し、地鶏たたきなどを食べたところ、20代の男性7人が食中毒の症状を訴えた。
このうち4人から、原因となる細菌のカンピロバクターが検出された。同店は「加熱用」と記載されていた鶏肉を鶏刺しなどとして調理、提供していたという。
カンピロバクターによる食中毒は鶏肉料理の加熱不足で近年、全国的に増加傾向という。
生活衛生課は「『新鮮だから安全』というわけではない。中心部を75度で1分以上加熱するなど十分に調理して」と呼び掛けている。