2017/09/21【カンピロバクター】居酒屋で2人、ささみレア焼きで 2日間の営業停止 佐世保 /長崎県
【カンピロバクター】居酒屋で2人、ささみレア焼きで 2日間の営業停止 佐世保 /長崎県
佐世保市保健所は20日、同市下京町の居酒屋「焼鳥の快獣」で先月30日に「ささみのレア焼き」を食べた男女2人が下痢などの食中毒症状を訴え、検便から原因菌のカンピロバクターが検出されたと発表した。
加熱用の鶏肉を「レア焼き」に調理して出しており、加熱が不十分だったとみて20日から2日間の営業停止処分にした。
カンピロバクターは生の鶏肉や牛肉が感染源になりやすいが、加熱によって死滅する。市保健所は処分とは別に同店に対し「加熱用の鶏肉は中心部まで十分に加熱すること」との勧告書を出した。
また、市保健所は同日、市内の1歳男児から腸管出血性大腸菌O121を検出したと発表した。15日に血便の症状から医療機関を受診して治療中で、快方に向かっている。
市内での同大腸菌感染は今年2件目。感染源を調べている。